金地金の相場の要因
金は、世界に共通する投資対象の貴金属ですので、世界の主要都市にある金取引所に上場され取引が行われている国際商品です。
そして、地球上に埋蔵されている残りの金は、約76000トン程度だと言われている限りある資源です。
金地金、金貨やアクセサリーなどの貴金属に使用される以外にコンピューターやテレビ、ビデオ、オーディオに宇宙衛星などのハイテク産業にも重要な資源として利用されているため、世界主要都市の取引市場にて活発に取引されています。
これまでに採掘された金のの総量が約15万トンと言われており、例えると、オリンピック公式プールが約3個分なんだそうです。と言うことは、あと約1,5個分しか残されていないと言うことなんですね。
金相場は、需要と供給の変化で変動すると言われているので、これでは金価格が高騰するはずですね。
しかし、そうとも言い切れないのですね。エコブームに乗って代替資源も開発されていますし、リサイクルも確実に行われていますので、ただ単純に資源が少ないから金相場の価格が上がるだけとは言えないのですが、ひとつの要因ではありますね。
しかし、あと17年で地下にある天然資源の金は枯渇すると言われていますので、そうなると大きな要因になるでしょうね。
また金相場での金価格の変動は、世界中で起きている政治・経済・社会情勢などの影響が大きいと言われます。
「有事の金」や「守りの金」と言われる所以は、ここにあると言うことですね。
金は長期的に見ると価格が安定していると言われますので、金融危機や景気が低迷すると資産を守るために金地金の購入や投資し、金を財産保全の避難先にするワケですね。
金相場が活発に動き、金価格が大きく変動する要因は、この世界各地で起きている政治・経済・社会情勢などの影響が特に大きいと思われますね。需給バランスもこの要因に影響されますのでね。
世界主要都市の金価格の推移がわかる金価格のリアルタイムチャートを見れば、その影響は一目瞭然ですね。
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